GK-052 玉熊佩
時代: 殷代 、サイズ:高さ 7,2cm×幅 4,2cm
価格: \
白玉製、全体に美しく風化。
中国では殷王朝から歴史時代に入り、殷代に使用された甲骨文字・青銅器・玉器は直接当時の活動の様子を伝えてくれる。
殷代の彫刻師はとても想像力豊かで彼らは違った動物のいろいろな部分を組み合わせては、一つの作品にまとめあげており、本品のように熊を人間のひざまずく姿にしたりすることも。 眼の形を臣の字型とする特徴。全体に刻まれた細線の陽刻等、殷代玉の持つ呪術神秘的な雰囲気をみなぎらせる逸品。西周以降の玉に比べ圧倒的に残存数が少ない。肩部に穴が貫通する。潤いを帯びた光沢から、玉匠が心を砕いて磨いたことを想像できる。





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