CW-255 白磁水注・托
時代: 北宋時代 、サイズ: 高さ 11cm×幅 10.5cm(水注 / 高さ8cm×幅9cm奥行7.8cm、托 / 高さ3.3cm×幅10.5cm)
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定窯。
5弁の托を伴なう水注。短い注口などに唐代の特徴を留めるこの種の水注は、主に五代から北宋早期に流行し、河北省長沙近郊の五代墓などから類例が発見されている。宋代にお茶を飲む風習はかなり普及し、茶葉は米や塩などと同じように生活の必需品となっていた。茶を品評しあう「闘茶」の風潮があらわれ、このほか文雅な香りのもとに飲茶はさらに高尚にして優雅なものとなった。一般の市民が茶を飲む時でさえ、風雅を装うことを忘れなかった。

定窯は白釉磁を主体とする窯系だが、他に 少量の黒釉磁(黒定)と醤釉磁(紫定)を産している。白釉のうち、白に黄色味を帯びた象牙のようなマイルドな色の粉定が最良とされる。その釉は練乳のように磁坏を覆い装飾するため、製品は『碗も薄く脂粉を施する少女の肌の如し』と形容され、粉定の称を得た。








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