CW-148 青白磁印花文鎬文水注
時代: 北宋時代(11世紀) 、サイズ:高さ 14cm×胴径 17cm×14cm
価格: \
景徳鎮窯。
胴部は瓜形鎬文、肩部は印花による鋸歯状花弁文と点花文が、頸部は鎬文、蓋は鋸歯状花弁文を印花装飾する。複雑な意匠・造形を見事にまとめた水注。
文様の線の溝に溜まった透明釉が青く発色し、意匠を引き締めている。宋時代の水注の器形の一つとして、このような丈の低いものがある。生産窯と時期の違いによって胴や肩の張り具合、頸と口縁の形、注口や把手の形と付き方などに少しづつ違いが見られる。
我国ではこの形のものを水注と呼んでいるが、宋代の絵画には酒席にこれを並べ、傍らに杯のある図があり、実際には酒注として用いたもの。紙の様に薄く引き、注口などを見ても削った痕が無く、磁器をこれほど薄く作れるのか実に不思議といえよう。北宋末には素地・釉薬・成形・焼成などの技術が、今日の陶工も及ばないほど進歩していたのであろう。北宋の機能的な造形美を示している。青い白磁釉も一際深く清清しい。優品を製作した湖田窯作品。
青白磁刻花瓜形水注が唯一重要文化財指定されているほど遺品は稀少。

参照本 : 神品とよばれたやきもの 宋磁展








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