CW-088 白磁刻花蓮魚文碗
時代: 北宋時代(11世紀) 、サイズ:高さ 4.4cm×口径 11.6cm
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定窯。
波間を3匹の魚が中心に向かって躍る。手馴れた熟練技は生き生きと力強く片切彫りされている。伏せ焼きであって口縁に釉薬は無い。裏面の涙痕が定窯の魅力を増している。
魚文は北宋末期、定窯特有の形式であるが、やや略した魚の姿が親しみを見せる。御藻文はこの頃磁州窯・景徳鎮窯に広がり、元・明時代の工芸意匠に受け継がれていく。北宋後期の定窯の典型作。







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