CW-072 白磁稜花蓮花文盤

時代: 五代 、サイズ:径 14cm×高さ 2cm
価格: \

定窯。
口縁を大きく切り取って三稜花形とし、更に最も深く口縁を切り込んだ部分から内底面に向かって白堆線(白化粧土で引いた線)を施して器面を三分割している。釉は牙白色を呈し均一に溶けて、表面には上品な光沢があり精良で潤いがある。中央には箆彫と線彫で蓮花を魅力的に刻んでいる。薄作りで軽い。
各部の削りや施釉など全体の造りが非常に精緻で、形態も均整がとれている。小形の製品ではあるが、定窯白磁の最高クラスに位置づけられる。
この形状の盤は数点1985年西安市で出土。底面に「官」字の刻銘が施された品も有り、官営工房で製作されたとも、民間の窯で宮廷用に特別に作られたともいわれている。
ケイ窯が唐代晩期に衰退に向かい始めると定窯が唐晩期から大きく発展。五代・北宋代・金代(10から13世紀)にかけて華北を代表する白磁窯として繁栄した。3・5といた奇数の分割輪花装飾は晩唐に始まる新しい造形様式であり、金属器と同様の表現をしたのであろう。デイヴィッド財団に無模様同形皿が知られる。
定窯の窯跡は大谷光瑞も50人ほどの人を使い1ヶ月以上捜したし、外国人も何人か発見しようと努めたが徒労に終わり、昭和16年小山富士夫が発見した。








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