CW-063 白磁貼花龍文瓶
景徳鎮窯。 元代の景徳鎮では、青白磁のほかに枢府手と呼ばれる失透性の白釉の掛かった厚手の白磁も作られた。2本の線の間、胴部に瑞雲と共に駆ける龍を貼花で装飾した梅瓶。 宋時代に隆盛期を迎えた青白磁器は元時代継承する形で生産が行われたが、宋代のものに比べて青味が強く、澄み切った透明感は失くなっている。体表面に鱗を線刻した龍は3爪で生き生きと勢いある表現がされている。元青花の出現を予感させる品と言えよう。高台も厚く全体肉厚に作られている。類品は見ず佳品である。