CW-045 白磁蓮池魚文盤
時代: 北宋時代 、サイズ:高さ 1,8cm×径 11,3cm
価格: \

定窯。
皿の見込一杯に箆彫りと線彫りで蓮池水魚文が表わされている。片切彫りの技法は極めて優れ波間に泳ぐ魚は生き生きと表現され、一幅の絵画・線の美となっている陶匠の技は驚嘆するものがある。釉調・色合いは評価の高い定窯の気品を存分に湛えている。裏面には涙痕と黒点の約束事もある。伏せ焼きであって近年覆輪を装着している。朱珠の中国陶磁といえる。定窯窯跡は1941年日中戦争真っ只中、小山富士夫によって発見された。そして20年後、新中国の考古学者によって科学的調査がなされた。
日本には12世紀以来、宋磁といわれる官窯・汝窯・龍泉窯・定窯など請来され賞玩を受けてきたが、宋磁全般に対する鑑賞が大いに高まったのは20世紀にはいってからで、古くからの伝世品の他に新しく中国から多くの名品が現在も流入。かって高嶺の花でしかなかったものが手の届く良き時代となった。世界には古来幾多の優れた工芸作品が生まれているが、中国のやきものほど、特に宋磁ほど人の心をとらえるものはないと言える。

参照 : CW-017CW-022








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