CW-037 白磁合子
時代: 北宋時代 、サイズ:高さ 2,5cm×径 7cm
価格: \

定窯。
蓋は幾分甲盛り形であって、段差をつけて縁を取っている。上面一杯に蓮花を刻花する。蓋裏と身の内面にも釉薬を掛ける。茶方でいう藤実形の平香合。唐白磁でも同形状の合子は造られ、白磁は貴族など上層階級の人々の間で珍重された。しかし、定窯のような薄作の精緻さはない。合口を合わすために、青白磁では上下に切り込みを入れたり、安南染付では染付で○印をつけたりしているが、本品は、定窯合子類品同様円形鋲形を付けている。
我国茶方では香合の見所は合口の立ち上がりが手強く、しっかりとまっすぐ上方に立っている事が大切としているが本品も同様。アイボリー・ホワイトといわれる定窯独特の釉肌が気品ある。冬の雪を思わせる色であるから初釜などの慶事の香合にふさわしかろう。定窯の合子は類例が少なく、愛すべき佳品である。品格から言って本来は印池か香合か、薬味入れかであろう。形状は溯って、唐三彩、白磁にも見られる。








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