CW-028 白磁双龍耳瓶
時代: 唐時代初 、サイズ:高さ 27cm
価格: \

口の左右を龍が噛む形の龍耳壷は六朝時代の末から唐時代にかけて流行した器形 。ギリシャのアンフォラと呼ぶ器形に似た双耳壷で耳の形が龍で中国的である。卵形の胴体は底部に向かって引き締まり、下を少し余して上質白色の胎土の上に透明な釉をかけている。
二匹の龍が両側から口縁を噛んだものが肩部と口縁につながって取っ手となる。胴中央部にパルメット文の貼花があるのが珍しく上手品。全体造形が小品勿ら、引き締まり、心地よい優美さを漂わす。

龍耳瓶は盛唐時代の三彩の例も数多いが、本例は初唐期の典型的な作品(東京国立博物館領蔵。重要文化財、三彩貼花双龍耳瓶は余りにも有名)。
北方の白磁窯で焼かれたものと推測されている唐代の陶器は「南青北白」といわれ、北の白磁と南の青磁に代表される(宝相華文は唐代に流行した一種の理想花)。唐時代の陶磁器には西アジ アの影響が強いものが多く見られるが、この作品の型抜き貼付文にもそうした西アジアの雰囲気が認められる。








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