DK-901 魚文皿花形杯
時代:唐時代(AD618~907)、サイズ:横幅 13cm×奥行 9.5cm×高さ 4cm
楕円形の皿4箇所に刳り込みが入った四花杯。 内底に魚紋と波文が陽刻され鍍金、地は魚子打。外周には葉文繋ぎが上下に、四区には花文が線刻され鍍金。 杯の文様にしばしば魚文が採用されるのは杯中に酒や茶と言った液体を満たした時その底に魚紋が見え隠れし、あたかも水中の魚を愛でるかのような趣向となるのがとりわけ好まれたため。 唐時代晩期の作風を示すが、この時期の銀器の作例の中では形姿が良く整い、鏨使いも精密で非常に良質の出来栄えを見せる。