DK-885 両詔量

時代:秦時代(BC3世紀) 、サイズ:高さ 7cm×長さ 23.3cm×横幅 10.6cm

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両詔権と同銘文を刻んだ青銅製の枡。
側面に始皇帝が度量衡統一を命じたとする銘文を側面の長手方向に合わせた縦書きで刻む。左右側面は4行、底は5行。

本品とほぼ同大の秦時代の青銅製枡は多数知られており、当時の官庁でよく用いられたもの。類例の研究から当時の一升は約200ミリリットルであり、本品の容量は1リットル弱で当時の5升にあたる。この枡は当時の兵士に配給する一人一日分の穀物を量るのに用いられた。

紀元前221年、皇帝の異業である度量衡の統一は文字の統一の文化施策と共に効果的な経済措置であった。
貴重な歴史資料!!

参照書籍:始皇帝と大兵馬俑
















参照本:「始皇帝と大兵馬俑 」


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