DK-569 青銅金銀象嵌龍一対
時代: 戦国時代(前4〜前3世紀) 、サイズ:高さ 11cm×横 31cm×奥行 11cm
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体表全面に鱗状文様を主とし、目映いばかりの金銀象嵌で装飾する華麗な作品であり、今にも飛び掛ろうとする生動感を見事に造形する。獣形は対象をなしている。この種の神獣形は、漢代以降の辟邪に似ており、両者の間には何らかの淵源関係があるものと思われる。裕福な家の重要な備品で、また高い地位を誇示する贅沢品であろう。
龍は中国ではすでに新石器時代の遺物に原型があり、以来歴代にわたって崇められた霊獣。天子の象徴ともされるように、高貴な存在でありながら貴賎を問わず広範に信仰を集め、中国文化の象徴的な存在となっている。
香港著名収蔵家長年収蔵惜譲。









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