錫を多く含む青銅を響銅という。響銅製の器物は轆轤削りや鍛造で加工している点が大きな特徴。中国では遅くとも5世紀頃には製作が始まり南北朝時代から唐時代にかけて瓶・盒・壺等の作例が見られる。飲食用、或いは仏具として作られた。口縁は内側に突き出ており、口縁が撓まないような形をしており、日本では佐波理と称され、型を彫って鋳造した青銅器にはない滑らかな形姿は、やがて陶磁をはじめとする種々の器形の主流となっていく。