DK-220 子母銅印
時代: 漢時代 、サイズ:母印/ 高さ 2.2cm×印面 1.8cm角 、 子印/ 高さ 2cm×印面 1.1cm角
価格: \

子母印であり、合体すると亀鈕になるが、単体の子印は水鳥の鈕とする珍品。天空を見据えた顔の表情、亀甲の刻みは印面の深い彫りと共に力強く精緻で魅力的な印としている。私印であって2人の名前であり、夫婦・友人か。
印面母印は「趙邑桓」、子印は「李吉」。

秦の中国統一に伴ない、「璽」字は皇帝の専用となり、その他の公私に用いられるものは「印」と改称された。漢代では諸侯王の印象も「璽」と呼ばれるようになり、官印に始めて「章」「印章」の呼名が生れた。先秦・秦・漢の印にはみな佩帯用の印鈕がつき、封泥の刻印に用いた。字の部分を彫り去り、文字部分を凸状とした印章文字は陽文・朱文という。








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