DK-174 銅鍍金海獣文三足盒
時代: 唐時代 、サイズ:高さ 4.5cm×径 7.5cm
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肉厚の銅板を上面は1枚で、下面は2枚の貼り合せで構成している。蓋部は甲盛り形状の上部に海獣・鳥を葡萄唐草と共に打出し、地は魚々子文でびっしりと埋めている。底面は三羽の鳥が羽を広げ繋がった態様で打出され、頭部が三足となる造りとし、鏨で羽毛を刻している。
器表を覆った細緻な文様、曲面を基調とした安定感ある形姿は、装飾性と機能性を兼ね備えた唐時代の器物に特有のものである。唐時代初期の特徴である整形法や鏨使いの高度な技量が示されている。文様にみられる躍動感には秀逸な出来映えをみせる。金や銀や銅を鍛造と溶接によって形作る技法は中国の金属工芸の伝統ではあまりみられなかったもので、唐代に盛んとなった。多くは西方起源の唐草文様や宝相華紋メダイヨンを配し、周囲に中国らしい花鳥紋などをあしらう繊細なデザインが多い。








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