DK-128 青銅金青石象嵌獣面文帯鉤
時代: 戦国時代 、サイズ:長さ 21cm
価格: \

革製の帯と帯鉤が使われるようになったのは春秋時代の末のことで、馬に乗って戦い、狩りをした草原の民・胡人達の風俗が取り入れられた結果であった。馬に乗るにはズボン状の衣服が便利であり、ユーラシア大陸の北辺に広がっていた騎馬民族の間ではあまねく革帯が用いられていた。春秋時代の帯鉤は小型で簡素な実用品であったが、戦国時代も半ばになると青銅を金や銀で包み込んだり、金・銀・宝玉を象嵌したもの、さらに金・銀・玉製のものなどきらびやかに装飾され、それとともに大型になっていく。

それでもなお兵士などは実用を旨とした小鉤を着けており、大きく華美な帯鉤は高位の人達が晴れの場で着用した。本品は龍首で、眼は黒瑪瑙、全体に緑松石・金・銀で象嵌と覆い尽くす。裏面は薄銀板が嵌せられた華麗な品で損傷が全く無いのが稀少。
裏面フック上部に「東宮」の刻銘が有る。








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