DK-124 鍍金青銅人頭像
時代: 前13世紀〜前11世紀 、サイズ:高さ 11cm
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三星堆。1986年の夏、四川省成都市の北、広漢市の三星堆において、二つの坑から巨大な青銅製仮面や、様々な形状の人頭像・王石器が大量に出土し、一躍その名を知られるようになり考古学者は唖然とし言葉を失った。

円い顔で前面に鍍金がなされ頭頂は円く、顔には頭頂にまで達する仮面を被っており、雲雷文状の大きな耳をつけ耳たぶには孔が開いている。現在発表された青銅人頭像は薄板金仮面がつけられた品がしられるが、鍍金の品は初見。
1929年以来三星堆近辺においては玉器を中心として地元民により数々の発掘品が知られており度々盗掘されてきた。
太い首の下は鋭い三角形となっており木造の構築物あるいは土で作られた身体に嵌め込んで使用された可能性がかなり高いと考えている。

中国古代の二文明地区である黄河流域と長江流域の間にある四川盆地は、土地が肥沃で物産は豊か気候も良く「天府」と呼ばれてきた。盆地の中の成都平原は、その天府の国の「宝の庫」といえ古代の蜀族はこの宝の庫の中で生活した居住民であった。夏から殷にかけての頃蜀人はすでに国を建て殷代には殷王朝との間に密接な交流があった。
4000年余前の遺物が愛玩できる幸福感は何物にも変え難い古美術愛好家だけが知る至福であって、古代中国文明の内容の豊かさには、改めて感嘆せざるを得ない。








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