肉厚は2ミリの余の丸板。中国の青銅時代に極僅かしかなかった早期の銅鏡。1976年殷墟婦好墓から本品と同手品が発見されて始めて鏡と知られる事となった。
鏡の背部の紋様が戦国期のものとかなり異なる為果たして鏡であるかどうかに疑問が持たれていた。鏡身は薄く平たく、鏡背のつまみも半環状、紋様は細かい陽刻線紋によって構成された幾何図形となっている。
緑青色が両面共美しく展開 し、魅力ある品としている。背面周縁に2本の凸線をめぐらせその間を規則的な乳釘文で埋めている事等、又、寸法もほぼ殷墟出土品と同寸。本品のほうがずっと状態良。
中国古鏡収集家垂涎の品。 |