仏前に焚く香を入れる容器。類品として正倉院に佐波理・黄銅製の品が7点程収蔵されているのが知られる。 紐が仏頭の相輪を想わせる六層で、この形式のものを塔鋺合子と呼ぶ。柄香炉で焚くための香を入れ使用したと言われる。錆色と白銅色が美しい。厚みのある白銅製。 一般に響銅(轆轤挽きの青銅器)製が多い。類品の少ない品であり、近年の新発掘による招来品。 頂上をニルバーナと言い、涅槃を表わしている。