DK-098 青銅菩薩立像
時代: 北斉時代(AD550〜577) 、サイズ:高さ 15cm
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東魏から北斉へと受け継がれた美しい輪郭を持つ光背に包まれた菩薩像。顎の下を水平に彫って角張った顔形は北斉の造像の特徴。宝冠の垂飾・火焔の刻線が鋭く、太い刻線でぐいぐい彫り進め、細部にこだわらないところに職人の手練を感じる。顔容はいかめしく、異国人のような雰囲気を漂わせているが、この時代はっきりしない表情の多い像の中では全てに鏨が強く入り、賞玩すべき作行としている。
響銅の表面に似た黒っぽい銅質。雲岡、龍門の石窟仏が千数百年の風雪に耐えて今に語りかけるのは、北魏という国に根付いた仏教という樹の繁茂と新興民族の気守の壮大であったが、寸をもって数えるような小青銅仏にさせはちきれるように力をみなぎらせる顔貌を見、北魏時代の清新無垢の様式に触れることが出来る。
北魏は鮮卑族軍人により崩壊し、東西に引き裂かれ、東魏は北斉、西魏は北周に取って代わられた事となる。






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