DK-084 鍍金亀鈕印章
時代: 漢時代 、サイズ:径 2cm×1.9cm角
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金のメッキが施され、印鈕は生き生きとした亀の立体彫刻。亀の甲は後部に低く亀甲が陽刻され、幅も広く四本の脚を広げ、印章を支える。
首を伸ばし、前方へ進もうとしているように見える。中国人は亀に対して、瑞祥として崇敬の念を持っている。
東晋以前の銅印は紙ではなく、「封泥」に用いられており、封緘の証明とした。陰文で4文字。
普通中国で外臣に与える印は北方諸民族の場合は駱駝鈕、南方の場合は蛇鈕であった。乾隆帝の銅印コレクション「金かい留珍」(台北・故宮博物院蔵)は戦国から明代までの印璽1291点が納められており興味深い。






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