「れん」といわれる八陵形の銀製盒子。 上面は双鳳凰が蓋の肩側面にも鳥が8羽、花唐草の間を乱舞する。 厚く打出され、鍍金がされている。身部との合わせ両端には唐草文が刻され、鍍金・全ての地は魚子が打たれる。身下方帯には花の印刻が施される。 箱の中には白粉を入れる銀製小盒子や小壷などの化粧具が収められているのが普通の女性用化粧用具箱。揆形に裾広がりの高台部にも花文が刻され、鍍金がされている。華やかな貴族文化を彷彿とさせる遺品。この八陵形盒子は宋から元にかける漆製大盒子に引き継がれる。