CB-187 青花龍文瓢瓶
時代: 元時代  、 サイズ: 高さ 37cm×胴径 19.5cm
価格: \
景徳鎮窯。
全器面を装飾する七区に分けた胴部には龍文、頸部には牡丹唐草文を主模様とする。隙無い空間を埋める文様構成は確かなデッサン力であり、龍は動感に溢れ、藍の発色がこよなく美しく元時代後期の元染付の魅力を発散する。
しかし宋磁の単色美のイメージがまだ強烈であった時代には、白磁に絵を描くなどとんでもないことと思われていたのであろう。明初になってからでも ― 青花・五色花、ある者は俗なること甚だし・・・・という考えがあった。洪武20年(1387年)に曹昭の書いた「格古要論」の景徳鎮の項にみえる。







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