CB-043 青花船硯滴
時代: 元時代  、 サイズ: 高さ 9cm×横 15,5cm
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景徳鎮窯。
前方に男女が並んで座し、後方には船頭らしき帽子を被る男がへばりついて、焼餅を焼いている風情が興味深い。船首には穴が開口され、水滴とされている。薄青がかった白と青花の対比が美しく上がっており、かつ当時の風俗を知らしめてくれる愛玩すべき机上の文房具といえ、遠い昔のロマンを漂わす魅力を放つ。
青磁でもほぼ同形状が知られるが、遺品の少ない品。青花の発色が鮮やかで美しい。
中国の家屋建築は椅子式の生活であり、家屋の中に光の少なかった生活では明るさを求めた。「明窓浄几」という明るい窓辺に拭き清めた机を置き、読書し詩文を作り、書画を製作することが文人の望みであり、文人の書斎である文房には環境を良くするための調度品が必要とされ、愛玩すべき文房諸具が身近に求められる事となった。秀でたものを集めて文房四宝と称して賛美した。
近時、インドネシア・スマトラ島墓より出土。







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