時代: 明・弘治時代(AD1488〜1506) 、 サイズ: 高さ 5cm×径 25cm |
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景徳鎮官窯。
全体に黄釉がかけられ、見込と外壁に戯珠龍文が線刻される。底裏には「大明弘治年製」銘。
黄釉は白磁を焼成してから施釉、低火度で再び焼成したもので「ぎょう黄」「きょう黄」などと称され、宣徳期に始められたと考えられている。弘治官窯では黄釉の器が最も高い賞玩を得ていたようで、開いたばかりの黄蜀葵(たちあおい)の花弁色をしたものが理想的な黄釉の色調とされている。
参照 : CA-037 、CA-033 |
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