WS-142 木彫観音菩薩坐像
時代: 宋時代  、 サイズ:高さ 99cm×横 80cm×奥行 47cm
価格: \
右膝を立てて右腕をその上に置き、左足を踏み下げて岩座に坐す。宝冠の正面に化仏を表わす。
このようなくつろいだ姿の観音像は五代十国から北宋時代にかけて数多く見られるようになる。一見して礼拝像らしくない姿勢は、観音が住処である南インドの補陀落山中にいる姿といわれるが、近年では中国的な神仙や隠逸の高士の姿を借りて観音を表わしたものという解釈が示されている。宋代の仏像は世俗化の過程で感性の域に達した。実際に生活する人物をモデルとしており、自然で素朴な精神を追求、流麗繊細な刻線で人間の感情を表現することに成功している。
背刳りの穴には本来札等が納められていた。1000年余経たため、極めて軽量で、重いその後の作品と比して時代判断が出来る。一木彫。
山西省平遥の作品であり、文化大革命時、破壊を避け村中で隠匿し、その後市場に現れたもの。









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