WS-079 待衛木俑
時代: 前漢時代  、 サイズ: 男性 / 高さ 32cm×幅 15cm×奥行17cm 、 女性 / 高さ 30cm×幅 15cm×奥行16cm
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長襦を重ね着、袖手し屈む一木彫男女俑。全体に薄く漆を塗り、重ね襟・袖には朱漆が塗られ、長襦には全体に墨彩・金彩で長襦襟にも墨彩で雲紋が装飾されている。「史記」にも南楚の地は木材や竹の多いことを記しており、江南の地は雨量も多く樹木に恵まれていた。こうした環境が木工・漆器の発達を促した。WS-072と同墓より出土。典型的な宮廷待俑であるが、陶俑に比べ木俑は稀少。エジプトの墓では陶製の小型人形(ウシャプテイ)が多数出る。絵文字が記してあって(お召しによっていつでも参ります)とある同じ意向のもの。

参照本 : 中国陶俑の美








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