WS-067 菩薩石立像
時代: 東魏〜北斉時代(6世紀)  、 サイズ:高さ 30cm(台共31.5cm)×横 6.5cm
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丸彫りで下半身に裳をつけ、天衣をまとい僅かに下腹を突き出して立つ。顔は横幅が広く、眉は弓形に大きく表し、眼はやや吊り目で切れ長に作る。唇の両端を僅かに吊り上げて微笑を浮かべている。表情は端正で穏やか。胸飾り・腹前でX字状に交差する瓔珞(装身具の一)を着け、細かい襞を垂直に刻む。青年のような生き生きとした表情を持つ面相の美しさ、すらりとした体部など出色の出来栄え。直線的に刻まれた裾の襞は法隆寺の百済観音像を思い起こさせ、飛鳥時代の彫刻との関連を考える上でも極めて興味深い。元は蓮弁台に差込まれていた。
東魏〜北斉の時代、釈迦や弥勒の石彫造像の数々は減少し、菩薩像が増加した。菩薩の衣裳は釈迦や弥勒のものより薄く軽やかであり、衣の模様も簡略化され自然なものとなり、姿も柔和で生き生きとしたものとなっている。愛玩に足る寸法が嬉しい。







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