WS-052 楽人石彫
時代: 唐時代  、 サイズ: 高さ 39cm
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緑色の長裾を穿き、黄色の襟・帯の付いた紅色の上着を被り、高髻には紅色の花文簪を挿し、緑色の鼓を抱える楽人女子俑。盛唐を代表する美人俑は豊頬豊満な樹下美人式の俑であるが、一方女侍などの職能を表す女子俑には豊満な体型で無く、痩身に表現されるのが普通。
唐代、舞踏芸術において最も活発だったのは宮廷と権勢のある貴族が専ら寵愛した多くの舞踏芸人であった。彼女達は民間の姑女と異なり、長期にわたる正規の訓練を受けた優秀な人材であり、上演・演奏する多くが宮廷の楽府によって洗練された優れたもので、彼女達の舞踏演奏を通じて民間舞踏の数々の技巧が大いに向上され、宴会や市中で好んで興された。
高髻に墨彩が施されている。彩色が美しく残存するのが嬉しい。気品があり生動感ある表情豊かな俑であり、現身をそこに見るような柔らかさがある。心を込めて作られたのであろう。陶楽人俑同様、楽団員数体セットでの副葬と考えられるが石製は類を見ない。
近時宝鶏(西安より西へ200km余)郊外墓出土。







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