WS-039 白大理石観音菩薩像
時代: 唐時代  、 サイズ: 高さ 51cm
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本来は右手に楊柳、左手に水瓶を持ち蓮台の上に立っていたであろう。全身を豊かな装飾品で飾り立てる。
顔の輪郭はふっくらと豊満な形で、目は細く、口元を窪ませて微笑を浮かべる。髪は双髻に結い上げ、背側部にわたって細微に刻されている。表情は慈愛に満ち安らか。胸飾や瓔珞・裳などの彫りは立体的で美しく腰を大きく捻り、堂々とした肉どりが仏像にそぐわないほどの官能性をのぞかせ、また生身の肉体を思わせる写実性、洗練された手法が見事。瓔珞がX時状に腹の前の環中で交差する北斉時代からの装飾も美しい仕上がりとしている。
右手で私たちの苦しみを取り去り、左手の水瓶にたたえた恵みの水を与えてくれる観音である。漢白玉と言われる美しい丸彫であり、白大理石の保存状態、顔部の損傷のないことが嬉しい。北京紫禁城太和殿のい石階欄干には全面に彫刻された漢白玉が使われている。






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