CT-026 加彩女子
時代: 唐時代(7〜8世紀)  、 サイズ: 高さ 32cm×横 11cm× 奥行 9.5cm
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頬がふくよかな女性立像。大きな髷を結い、薄緑色の上衣と赤色の長いスカートを身にまとい、薄青色の衿と上衣には梅花文が装飾されている。胸前には手鏡を持つ。顔立ちは涼やかで凛々しく高い気品が見事に写しとられている。
細密な彩色が施され、又彩色の保存状態の良さは特筆される美しさを保っている。髪型・化粧・服装など、いずれも当時の貴婦人の間で流行ったもの。唐代女性のファッションを考える上でも重要俑といえよう。近時西安近郊墓より多数の優品と共に出土。
かくのごとく唐朝文化を代表するような豊満な美人は大正7・8年頃、長安・洛陽の地に鉄道工事で発掘され、非常に珍しい美術上の発見として趣味人の間に喜ばれたのが始まり。保存完好というよりもむしろ完全であって、現代まで保存されたのが不思議なくらいといえる。
書斎にたった一人いて、折ふし書見に疲れた眼がふとこの美人俑の上に落つるようであれば、幸福・眼福この上なかろう。







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