吉州窯。 型紙を器面に貼り付けて黒釉を掛け、乾ききる前に型紙を剥がして細部に鉄絵を描き入れ、更に線彫りで黒釉を掻き落して図柄を完成させる。この紋様は磁州風を脱し、元後期に始まる景徳鎮の青花の図文の直接的な祖形とみなされる。 参照:CM-102