磁州窯。 白粘土を絞り出し、縦に筋目を作り、釉を通して白く抜ける技法で作られる。笹耳4ヶにも堆線が施されている大振りの壺。肩部には油滴が現われている。視覚的効果の高い装飾技法であり、白化粧の土と黒釉を自由に操る磁州窯ならではの意匠の一つ。 参照:CM-006