CM-129 建盞天目碗
時代: 南宋時代  、 サイズ: 高さ 6.7cm×口径 12.5cm
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建窯。
高台内に「進サン」の彫り名。「供御」銘とともに宮廷用御器とされる。禾目天目碗は北宋時代、最も評価の高い喫茶茶碗であった。口縁の下を僅かにすぼめて、俗に言うすっぽん口とするのが建盞の一般的な特徴。
徽宋の「大観茶論」に「盞」は青黒い兎豪盞が良いとされている。茶筅で撹拌する時、茶の表面が乳白色(白茶)をなして盞の色に映えて美しく見える。といかにも画家らしい感覚的な説明を加えて、喫茶を楽しむ風が見えている。

参照:CM-008









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