SF-023 鹿角鼻煙壺
時代: 清朝時代(18世紀) 、サイズ: 高さ 5.6cm×径 3.3cm
価格: \
鹿角で瓢形に成形された珍品。
長年月使いこまれた色合いは瓢箪飴色となっている。

嗅ぎ煙草の習慣は明朝時代フランスより中国に伝わり、この習慣は瞬く間に中国に広がり、宮廷から一般庶民までその香りを楽しむこととなり、当時の中国の男女は鼻の周りを汚していたという。そこで生まれたのが鼻煙壺であり、芸術性の高い品が多様な材でもって製作されることとなった。

瓢形の形状は別名「萌蘆」が「福禄」に近い音であることから財産と栄達をもたらす瑞祥としても好まれた。
蓋は倣珊瑚。







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