CS-231 三彩花葉形盤
時代: 唐時代(8世紀) 、サイズ: 高さ 3cm×径 22cm
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パルメットの形を四つに合わせて方形にしたもので、洋風の四葉座というところ。葉先が如意頭形に四つに分かれ、葉の縁が上へまくれ上がって盤を成すこの形は、銀盆の意匠を借りたもの。この葉の形は当時はやりの葡萄の葉をモデルとしたもの。

三彩の最上品で稀少形状であり、正倉院御物の中に漆彩絵花形盤29枚が知られる。
意匠は奇抜で軽快であり、しかも雅味のある作品。六葉も知られる。

参照:世界陶磁全集H 世界陶磁全集J 隋・唐







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