CS-129 三彩牽駝俑
時代: 唐時代 、サイズ: 高さ 35.5cm×横 13cm×奥行 10.5cm
価格: \
崑崙人を象ったもので、両手は拳を握ってしっかりと手綱を執り、駱駝を見据えている。折れ襟で重ね襟。左前の上着と膝までの丈の袍を身に着け、腰を帯で締め、長靴を履いている。着衣には褐・緑釉が掛けられ、顔は墨彩・朱彩が施され生き生きとした表情に陶工や技の冴えが見られる。国際都市長安や東都洛陽などでは半ば日常的に紅毛朱髪の胡人・崑崙人・黒人が見られ、俑の格好の素材になった。崑崙人と呼ばれていたのは南海、或いはインド洋付近に住むと考えられていた人々。彼らは暫々宮廷に献上され「崑崙奴」と呼ばれたりした。三彩釉の麗しさも盛唐の匂うような文化の香り・雅を伝えている。盛唐の陶工は誠に余裕綽々としてデリケートな姿態を表現するものだ。唐の文化の成り立ちが「胡風」あふれる文化であったからこそ、その世界の中で日本からの使節も留学生も何の違和感なく受け入れられ、唐王朝の宮廷の役人にまでなることが出来た。







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