CJ-087 赤絵花卉文碗
時代: 金時代(13世紀)  、 サイズ: 高さ 5.5cm×口径 13.8cm
価格: \
磁州窯。
釉薬をかけて焼き上げた白い碗に赤と緑で上絵付けし、もう一度低火度で焼きつけたもの。赤の色が鮮やかで、いききとした筆の運びは魅力に満ちている。赤絵を焼成した窯は河北省の磁州窯、河南省の鶴壁窯・登封窯、山西省の長治窯、山東省の溜博窯など多数発見されており、これらは金時代から元時代にかけて焼かれ、元時代には景徳鎮でも赤絵が試みられている。素直な筆線は伸びやか。日本では「宋赤絵」と呼ばれてこよなく賞玩されてきた。

参照 : CJ-050







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