CJ-068 白地掻落宝相華文水注
時代: 北宋時代(11世紀前半)  、 サイズ: 高さ 22.5cm×横 16cm
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磁州窯。
胎土は灰色で白化粧掛けを施し、鈍重にも見える手法で巧みに大模様を掻き落している。器形は唐時代より転化したもの。蓋は被せ蓋。彫りが深く、素地までも削り取って文様がくっきりと表されている。宝相華文の花は整理されてやや単純な形になっており、葉の表現も便化と誇張がある。

こうした形式の水注で銅製のものが遼初の古墓から出土しているので、金属器を写した形であることがわかる。焼き上がりもよく、厚い白化粧の膚が美しい。恐らく宋代に栄えた透かし彫りの金工品に倣ったのであろう。磁州窯の白地掻き落しでも初期の作例。東京国立博物館蔵の類品が著名。

参照 : CJ-059








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