CJ-049 白地黒花赭彩人物文四耳瓶
時代: 宋時代(14世紀)  、 サイズ: 高さ 23cm
価格: \
磁州窯。
口の周りに型押しで造られた笹耳が四つ付く。胴の下半は黒釉がかかり純白色の胴部は赭褐色と鉄色で大きな牡丹花とそれを賞でる高士夫婦が、笹耳の間には土波と立木が描かれる。古画を写したような筆絵は文人趣味に応えて造られたものであろう。
白・黒・茶色ですっきりとした明瞭な色使いは白地鉄絵では満足しなくなった時代の好みが認められ、元代〜明代へと多くなる技法である。富貴の象徴としての牡丹を仲良く賞でる人物の絶妙な筆使いは熟練の陶技から生み出されたといえるし、空間をたっぷりとった構図は不思議で魅力的な世界を醸し出している。
牡丹は中国において百花の王として好まれ、その容姿の豊かさ絢爛さから富貴花といわれ、また国都・長安と並称されることである副都・洛陽が牡丹の栽培で知られたため洛陽花とも言われる。あるいは2人の人物は玄宗皇帝と楊貴妃を表わしているのかもしれない。

参照 : CJ-006CJ-024







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