CJ-032 蓮花文瓶
時代: 南宋時代  、 サイズ: 高さ 35cm
価格: \
吉州窯.
北宋末磁州窯の陶工が移り江西省吉安にて磁州窯の作風を備えた白地釉下彩絵の装飾をもった品種を焼成。この体系は磁州窯に属すと考えられている。

全体を褐色釉地とし、その上に白色で荷花・荷葉・蓮実文をあらわしている。文様の描法はCJ-011・CJ-031の三足炉とほぼ同じであり、同手品が嘉定2年(1209年)墓から出土している事が知られる。吉州窯の釉下彩は景徳鎮の青花磁器に大きな影響を与えている。又、吉州窯は玳玻盞、木葉天目・梅花天目をつくった窯場であり、作風に最も変化のあった窯だといえる。






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