GK-915 玉朱雀双羊蓋炉
時代: 漢時代  、サイズ: 高さ 33cm×横 32cm×奥行 22cm
価格: \
最下部台は胴面に渦文地に双龍文を4ヶ所に瑞獣が削り出され、間には渦文の地に龍文を刻す。3段目の碗には双鹿が装飾され、胴面には渦文地に双龍文が刻され、最上段には頂上に朱雀を装飾し、胴面は2区に分け渦文地に双龍文を刻花した碗形器を被せる。最下段の頂上には溝が刻まれ、上の太鼓形器が回転させることができる。双羊は駆ける態様だが、形状は幾分相違する。富家の礼器。

硬い玉からこのような容器を作る場合、やはり大半は砥石などを用いて削っていく他は無かったと思われる。普通の玉器を多数作ることができる程の大きさの玉塊を用い、長時間をかけてその大半を削って作るこのような容器は、大変贅沢なものであったと思われる。










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