GK-316 玉連結環
時代: 漢時代 、サイズ: 全長 51cm(折畳時18cm)×横 14.5cm
価格: \
計5cmから14.5cmまでの円環が5ヶ縦に連なり、折り畳みにより最大円環の中に納まる構造で製作された連結環。最大径最大部と最小円環中には透彫り辟邪が刻される。4箇所の連結部は円環中部の左右に突出された玉小丸棒でもって、円環にフレキシブルにに差し込まれ回転する造り。
円環は全て斜状文が深く鋭く施され(螺刻み彫といい最高難度の刻彫り)、長方形連結部には獣面が刻されている。玉質は美しいホータン白玉であり、局部湿潤により褐白濁泌としている。唐時代以降白玉は特に愛好されたが、漢時代作品には少ない。恐ろしく複雑な造型であり、又かって類品を見ない。
上から2番目の右連結丸心棒折損。







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