DK-711 素文銅鏡
時代: 唐時代(8世紀後半) 、サイズ: 直径11.8cm×縁厚1.5cm、重量560g
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このような文様のない無文の鏡の出現は戦国期以来のことであり、中間の突出した界圏が無い形のものは、貼銀・平脱・螺鈿などの宝飾背鏡の土台になる可能性が高いが、本鏡の場合は彩画以外には加飾の方法が無さそうに思われる。
文様が無いことの意味・使用階層など、他鏡との比較の上で興味が持たれるが、今のところ手がかりに乏しい。鏡胎は分厚い。

参照:古鏡コレクション 開明堂栄華








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