通例の二仏並坐像は、二尊ともにそれぞれ光背を背負っているが、大きくは単一光背内に造られており、しかも二体とともに並坐するのが一般の形式である。それに対し、この像では両像半跏の姿で、それぞれ別個に光背を背にし、互いに少しづつ内側を向く。勿論このような半跏像並坐の形式の像も北斎代に下るとその例がある。光背の火炎は細銅線を貼付け、光背は2枚の薄板を合わせて形成されている。
この形式の優品として、パリギメ博物館蔵の煕平3年銘作品が知られるし、立像では天保8(557)年銘 北斉時代作品も有名。香港著名収蔵家旧蔵。
参照 : DK-044
参照本 : 中国の美術@ 彫刻 、中国の金銅仏 |