DK-492 彩漆鹿
時代:戦国時代  、サイズ:高さ 23cm×横 28cm×奥行 10.5cm
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銅胎に黒漆を施し、体表には朱・黄・白色漆で瑞雲文を装飾する。角は漆を塗った銅製で取り外しできる。おそらく鹿角の霊力と関係するもので、暫々鹿が棺と共に出土することから墓主の棺を守る使命を担っていたのであろう。木胎は知られるが、銅胎は初見。虎と共に「寿千歳」の動物とされて長寿の仙獣でもあるし、角や生殖器は古来より漢方薬。
楚文化地域内で生活した貴族専用の置物。

参照 : 漆で描かれた神秘の世界 - 中国古代漆器展 -










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