DK-482 青銅鍍金帯華蓋仏坐像
時代: 五胡十六国時代(後秦) AD 6世紀初期 、サイズ:高さ 34cm×横 17cm×奥行 17cm
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五胡十六国時代には、それまでの神仙世界と融合した仏像とは異なり、単独の礼拝像としての仏像製作が盛んになり、華北では本作品のような金銅仏が見つかる。仏は通肩に衣を纏い、裸定印を結び、一対の獅子の間に蓮華らしいものを配した台座に座す。台座の下には四脚座を設ける。頭光と身光からなる光背、大型の天蓋、四脚座の上面に蓮弁文を表わす。光背には左右の比丘、頂上には化仏と左右に飛天を拝す。本体と獅子座を一鋳し、光背・傘蓋・四脚座をそれぞれ別鋳する。ガンダーラ風の仏像と対の獅子は、他の作例とも共通する定型化した表現。中国の柄の長い絹笠や牀(寝床)を想起させる傘蓋や四脚座は仏像の形式の中国化を示している。

光背には「正光二年 ○己春正月朔日楊門村中書舎人力舎家平敬造佛像一區 願一坊平安」。正光2年はAD521年。
従来は別鋳で取付けられた附属物が失われて、その全体の形を知ることが出来なかったが、近時天蓋と四脚座を見えた遺例が見つかることにより、初めて本来の形式を推察することが可能になった。かって知られる類品よりはるかに大型品であり、鍍金もほぼ完全に残る貴重遺品。出光美術館蔵品の類品もこれに連なる作品。
モンゴル自治区フフホト収蔵家旧蔵品。

参照 : DK-447
参照本 :
出光美術館 館蔵名品選 第1集
シルクロード・仏教美術伝来の道










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