DK-469 双鸞瑞花八花鏡
時代: 盛唐時代(8世紀後半)、サイズ:直径 28cm×高 3cm、重量 3100g
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鸞は鳳凰の一種の瑞鳥の名で、向かい合って蓮華座の上にとまり、内区の左右・上下に装飾される。外区には花喰い鳥・双鳥・蓮花が配される華やかな雰囲気に満ちている。この文様全体に吉祥の合意が込められていたであろうことが推察できる。本鏡のようにめでたい図柄が組み合わされた吉祥文様の出現は盛唐以後。分厚く重く作られ、錫が30%〜40%入る美しい白銅製。稜角は鋭利、文様の鋳上がりも一際優れ、蝋型鋳物ならではの表現方法。日本でも正倉院に類鏡があり、奈良興福寺金銅鎮壇中にも含まれている。
八稜の青銅鏡は、銀器・三彩等ともに盛唐の花ともいうべき文物である。唐三彩の変化に富んだ装飾は貼花あるいは印花によることが多いが、鏡背の装飾も単位文様を型によって作り、それらを型本体に貼り付けて構成した。その際、蝋型技法が応用されたと考えられる。単位文様の種類は数多くあり、それらを自由に組み合わせて貼り付けることをすれば意匠は多様な変化を見せることになる。唐代八花鏡の優品であるし、28cmの大型品は極稀少。

参照 : DK-361








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