DK-465 青銅鍍金交脚菩薩坐像
時代:北魏時代(AD5世紀末) 、サイズ:高さ 33cm×横 20cm×奥行 14.3cm
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ガンダーラに多くの例がある交脚像。北魏が中国の北半を統一する頃から中国固有の造形が仏像になされる。台座に交脚菩薩が乗る。宝冠を被り、唇を仰月形にし、微笑を浮かべる相好はいかにも北魏の一典型を示すもので、両眼の特に上瞼の素朴な曲線にも特色がある。その相好は我国の飛鳥仏に通ずるものがあり、衣紋などの刻は鋭く、表現は平明だが造形の確かさにはすこぶる見るべきものがある。両手の構成する空間は巧みで、加えて直線的に交差する交脚と大き目の足先がいかにも北魏の作品といえる。この種の交脚像は雲崗竜門の石彫にその例が多く、金銅仏の遺例もあり、中国では好まれた像容であることがわかるが、我国ではこの形制に倣う例は殆ど無い。面やや不安定な姿が、我国の好みに合わなかったせいもあろう。
中国ではもとは席(しきもの)に直接座る生活習慣であったが、六朝から唐にかけて椅子に座る風習が広まる。仏教・仏像と共に現実の社会にも西方からの習慣が入り、以来、卓・椅の生活が一般となった。
厚い鍍金が完全に残り、保存は頗る完好。交脚像ではメトロポリタン美術館蔵の雲崗石窟にあった石浮彫り像が最も著名な作品。西安著名収蔵家旧蔵品。長年の懇請により入手。
「金策の苦労は一時。愛蔵の幸福は一生」の逸品。

参照本 :中国美術 第3巻 彫塑 、 中国石窟 雲崗石窟@ - 画像1画像2









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