通称菩提達磨の達磨は、中国禅僧の開祖。印度から笹舟に乗って中国に渡海したという伝説がある。衣文・笹舟・顔の表情等、厳しい刻がされ、鍍金が施されている。書鎮の用。日本輸出の銅によって作られた日本注文品であろう。
古銅の呼称は古式の銅製品の概称として用いるが、古い銅製品からただよう「味」が古銅の呼称に値するかの決め手となる。多くは「やまがね」とも呼ぶ不純物の多い黒味がちの銅色を呈し、ずるっとした質感を特徴とする。そしてこのずるっとした「味」を新作銅器に求めることは絶対にできない。古器物の好き者が古銅を称揚する理由でもある。 |